【運動経験値ゼロの人間がジョギングの習慣を身につける】②習慣化する極意

ユル風味の話題

<前回から続く>
本シリーズでは、運動親和性ゼロの人間が運動(ジョギング)習慣を身に着けるためにどうしたか、というのを書いている。
今回はその核となる部分、大げさに言えば「習慣化の極意」と私が考えるものについて書く。

だって、運動とか、ダルいでしょ?

運動しよう!と思って、ジョギングを始めてみても、三日坊主に終わり、面倒で続かない、なんてことは、いかにもありそうなことである。
面倒な行為を習慣化するのには、正直、高いハードルがある。

私たちはなぜ、この年になるまでロクに運動もせず、贅肉ダルダルになっているのか?
運動偏差値の高いキラキラスポーツマンたちが青春の汗を流す横で、寝転がってばかりいるのか?

運動が嫌いだからだ!!!!走るのも跳ぶのもダルいからだ!!!

そんな我々が運動習慣を身につけるのは、簡単ではない。そりゃ、そうでしょう。

ここで、あなたの前に、何か優しい言葉をささやく存在(ネット上のhowto記事とかだ)がたくさんいるかもしれない。
「まずは週1回でもいいので、始めてみましょう」
「無理のない範囲で取り組みましょう」
「忙しく時間が取れない人でも、ながら○○でOK」

ハッキリ言いたいが、こんな生ぬるいささやきに耳を貸さないほうがいい。

「まずは週1」とか「無理せず」とか「○○しながら」とか言っていたら、永遠に習慣化できない。

だって、君たち、運動嫌いだろ??メッチャ嫌いだろ??ソファでダラけていたいだろ?
(そうじゃない人はこの文章を読んでいない前提です)

そんな人間(私含む)が、「無理のない範囲で」とか言われたら、永遠にやるわけがない。

だから、無理するしかないんです

運動嫌い、運動親和性ゼロの私のような人間にとって、「無理しない=やらない」でしかない。
30分走るだけでも、超キツいし、無理なのである。

だから、習慣化のためには、無理するしかない。

どこかで、無理して壁を越えなければならない。習慣化という壁を。
そのかわり、いったん壁を越えれば、苦痛でしかない運動は、歯磨きのようなものになる。

そうすれば、もう無理する必要もない。
1日くらい歯磨きをサボってもいい。時間がないときはマウスウォッシュだけでもいいじゃん。

壁のこっち側と向こう側。一度だけ、全力を尽くしてそこを超える。そうすると「習慣」が手に入る。
習慣化したものは簡単に解除されない。
だから、そのキツい壁上りは、一度だけやればいいのだ。

「無理せず、ラクに習慣化できますよ」とは言わない。そんなことはない。
しかし、「一度だけ無理すれば、習慣が手に入り、それは長年なくなりませんよ」とは言える。

一方で、全然これっぽっちも運動習慣のない人がいきなり奮起して何かやり始めると、失敗しがちである。
慣れないことをして、体を傷めたりするのである。
これも実にありそうなことだ。
「普段ほとんど体を動かさないのに、急に走ったりしたから、すっ転んで負傷」なんてことになったら、健康も何もない。

何しろ我々は運動偏差値が底辺なのである。自分の身体能力に対しては懐疑的でなければならない。

極意:「無理をするが、無理はしない」

以上のようなことを念頭に置いた上で、ジョギングを習慣化する極意を述べるなら、

「無理をするが、無理はしない」
である。

何言ってるか分からない謎構文みたいだが、実際これに尽きると思っている。

もう少し詳しく分解して書くと、
「(継続するという意味においては)無理をするが、
(運動の内容については)無理をしない」
である。

習慣化のためには、無理をしてでも、まず、毎日やろう。
「できるときにやる」とか「週1回から」とか言っていたら、結局やらない。続かない。
無理してでも必ず毎日やる。疲れていても、忙しくても、無理して絶対やる。
とりあえず、1ヶ月が目安だ。1ヶ月、毎日やる。これで習慣化への筋道がつく。

でも、内容は無理しない。
距離や時間は短くてもいいし、ほんのゆっくり走るのでもいい。キツいと思ったら歩いてもいい。自分の身体能力を超えることはしないほうがよい。

体にあまり大きな負荷をかけると、故障につながる。
やりすぎないことが大事だ。
我々の目標は「習慣化」であり、身体能力の向上(スピードアップとか)ではない。
体を追い込む必要はない。

一度、習慣化に成功すれば、内容や頻度は、いくらでも調整できるようになる。

何度も書くが、ここでの目標はあくまで「ジョギングの習慣化」である。
習慣を獲得することが最優先だ。

そのためには、無理をしてでも必ず毎日やること。でも、無理な運動をしないこと。
無理な負荷で体を壊したら、継続するということが困難になる。

<次回へ続く>

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