シルバーウィーク5連休も終わり。秋分の日を迎え、これからは日が短くなる季節が来る。
体のリズムをどうやって日常に戻そうか…とため息をついているうちに、早くも10月の足音が聞こえてきそうである。
しかし、私にとって、10月1日は、大変な落とし穴がある日なのだ。
今回は東京の地域ネタとして、都内の皆様にタイトルの通り重大な警告をお届けしよう。
ある朝の事件
我が家では、「10月1日事件」は、2年前に初めて起こった。
長男(ひーくん)が小学校2年生だったときのことである。
10月1日。ちょうど年度の折り返し地点であり、下半期のスタートだ。多くの企業で内定式が行われたり、大学によっては後期の授業が開始されたりする日である。
その日の朝、いつも通り小学生の長男(ひーくん)に支度をさせて送り出したら、数分もせずに帰ってきて、

今日は休みだって!
と言う。
ひーくんは、下の階に住む同級生の田中くん(仮)と誘い合わせて登校しており、今日も田中くんの家にピンポンしたところ、そのように教えられたらしいのである。
思わずポカーンとしたのだが、聞くところによると、今日は「都民の日」であるらしい。
まったくそんな話、聞いておらず衝撃である。
言われてみれば、前の日の晩、ひーくんは宿題をしていたときに
「明日はお休みって先生が言ってたよ」
などと口走っていたような気がする。
しかし、休みの理由なんか見当たらないし、どうせまたひーくんが先生の話をいい加減に聞いて勝手な思い違いをしているんだろう、くらいに思っており、全然まともに取り合ってなかった。
実際彼が学校で聞き取ってくる話は、(たぶん小学生男子あるあるなのだが、)まったくおぼつかない内容で、ほぼ信用に値しないというか、いい加減きわまりないのである。
しかし、田中くんがそう言ったというのだ!
本当に、本当にお休みだったのである!!

な、なんということだ……
大慌てでそこからお弁当を作り、学童に行く用意をさせて、あらためて学校に送り出した。
とんでもない手違いである。
都民の日
東京都民がこぞって一日の慰楽をともにすることにより、その自治意識を昴揚し、東京都の発展と都民の福祉増進を図るために、都民の日を設ける。
だそうである。
全く知らなかったわけではなく、なんか、動物園とか博物館とか?無料になるみたいよ、くらいの認識はあった。
しかし問題は動物園じゃなかった!!
なんと、学校が休みになる日だったのだ!!
東京都に何年も住んでいるのに、そんな話、初めて直面した。
よく見たら、学校の予定表に書いてはあるのだが、まったく当然のように、実に目立たない感じで記載されており、特段の注意喚起もない。
「都民の日」は、予定表上、例えば「文化の日」などと同じような記載のしかたになっており、
文化の日なんだから祝日で休みなのは当然であり、わざわざ言及しない…というのとまったく同様の扱いになっている。
そう、つまり、「都民にとって10月1日が休みだというのは当然のことだ」という前提が垣間見えるのである。
しらんがな!!そんなこと!!
都民の日だかなんだか知らないが、仕事は別に休みでもなんでもないわけで(お休みの会社もあるかもしれませんね)、都庁のみなさんも当然出勤なさっているであろう。
我が家も夫婦は出勤、子供は保育園だったので、誰も休みですなどという人はおらず、これまで「学校が休みになる」という情報に接する機会がなかったのだ。
長男ひーくんが小学校に行くことになって初めて、「休み」という状況が生じたのだが、ひーくんが1年生のときは、たまたま10月1日が休日だったので、気づくことがないままだったのである。
だって誰も教えてくれないじゃん!!!

「あら、ごめんなさい、
地方から来られた方は、都民の日をご存じなかったわよね…!
お里のほうでは、10月1日はお休みじゃないんですのね。
それはそれは、気が付かなくて、申し訳なかったですわ!
私たち、生まれた時から当たり前にお休みだったものだから。
おほほほほ…!」
そして1年後
さて、1年が経過し、2025年がやってきた。
ひーくんは3年生になり、あっという間に半年が経過してしまった。
9月最後の日。バタバタと帰宅して、いつも通り寝そべってテレビを見ているひーくんに、やかましく声をかける。
「宿題やったの!?」
「明日の準備ちゃんとしておきなさいよ!朝いつも時間ないでしょ!」
小言ばっかり言う母親を尻目に、彼は答える。

明日、休みなんだって

「何言ってんの!明日は水曜日で、なにも……あれ??」
…あれ??
…ああああ!!!都民の日だあああ!!
翌朝の弁当作りの必要に気づいて、私はガックリとなった。
まあ、今年は前の日に気づいただけ、まだ進歩したほうか…
まあ、こんなふうにウッカリしているのは自分くらいのものかもしれず、余計なお世話だとは思うが、
都内にお住まいの方で、今年初めてお子さんが学校に入学したというようなご家庭の皆さんは、注意が必要である。
私も、さすがに3度目となる今年は、忘れずに対応したいものだと思っている。
というわけで、都民の皆さん!10月1日に気をつけろ。



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