やあ、勤労者諸君!
今年も年の瀬が迫ってきて、そろそろ一年の稼ぎの見通しもたってきたころかと思う。
…というわけで、これから年末にかけて、駆け込み「ふるさと納税」にいそしむぞ!
近年のふるさと納税は一大市場になっていて、ふるさと納税サイトは巨大ショッピングモールの様相を呈している。
ふるさと納税している人も、どこに寄附して返礼品を受け取るか、迷ってしまうことが多いのではないか。
なんか、カニとか牛肉とかやたら推してくるけど、貰ったら貰ったで、扱いに困りそうだしなー。
そこで、本記事ではストレートにタイトル通り、
私が実際にリピートしているイチオシ返礼品を厳選してご紹介したい。
私はケチな性格もあって、ふるさと納税自体はずいぶん長いことやっているが、
その一方で、本来は地方を応援するための制度であり、ただのお得なショッピングになってしまうのはちょっと違和感あるなという感覚も捨てられないでいる。
だから、迷っている人には、まず、自分の地元やゆかりのある自治体への寄附を強くオススメしたい。
今はどこの自治体もふるさと納税に力を入れているので、返礼品も色々選べるはずだ。
私も自分の実家や配偶者の実家、過去に住んだことのある場所などを選んで何度も寄附をしている。
地元でも案外知らないことは多く、こんな名産品があったんだなという発見につながることもある。
とはいうものの、「まずはとにかくお得なものが知りたい!」というご意見もあるだろう。
以下は私自身が勝手にイチオシしている返礼品を挙げた。
※人気ランキングの結果でもなんでもなく、単に私が一個人として勝手に最強と考えているだけの選定結果なので、内容には著しく偏りがあることをお断りしておきます。
選定した観点として、
・高級グルメ(カニとかホタテとか和牛とか)ではなく、日常的に必ず消費するもの
をベースにしている。
普段食べない高級品は、リッチな気分にはなれるが、
食べ方に悩んだり食べるタイミングが難しかったりして、案外持てあましやすいのだ。
その点、常日頃消費するものであれば、純粋に家計の足しになる。
何年もやっていると、リピートするのは自然とそういう品になっていくと感じている。
それではさっそくオススメ返礼品を挙げていこう。
ついでに対象の自治体に関するちょっとした紹介文も入れておいた。
山梨県富士吉田市:「VOX 強炭酸水 500ml 35本」(寄付額5,000円)
私がいちばん頻繁に選んでいるのがこれ。
私は毎日炭酸水を飲んでいて、定期的にケース買いしてストックしているのだが、
炭酸水の最強返礼品なのではないか?と思っている。
喉を潤す炭酸は爽快感バツグン。
健康のためにも、砂糖入り飲料よりは断然、プレーンな水を選ぶほうがよいだろう。
カロリーとか気にせずグイグイ飲める。ビール飲みたい欲求をうまくあしらうのにも最適。
こちらの返礼品は、35本入りで寄付額が5,000円という圧倒的コスパを誇っている。
そして富士山のお膝元の水という安心感。おまけに、配送が非常に早い!普通のネットショッピングくらいの早さで届く。もう何も言うことがない。永遠にリピートしそう。
<自治体紹介:山梨県富士吉田市>
なんと言っても日本一の富士山の麓に位置する市であり、知らない人もいないはず。
訪日外国人にも大人気な、「富士山と桜と五重塔」のビジュアル(下記)は、この富士吉田市にある新倉山浅間公園のもの。
そして、市内には、「北口本宮冨士浅間神社」のほか、世界遺産富士山の構成要素に登録されているスポットが点在。近年は登山者の増加により環境問題も懸念される富士山だが、日本人としてはみんなで守っていきたいもの。寄付金の目的はぜひ「世界文化遺産富士山支援事業」を選ぼう!(※もちろん個人の自由です)

熊本県熊本市:「大阿蘇牛乳 1L×12本」(寄付額12,000円)
牛乳は、きっと多くのご家庭で常備されているのではないかと思うのだが、
牛乳を切らさないようにするのって、案外大変ではないだろうか?
何しろ賞味期限は長くないし、冷蔵品だから大量買いもできないし、
買い物のたびにこまめに買い足すしかないのだが、重くて大変だ。
お子さんがいて消費量が多い家なんかだとなおさらだろう。
そこで!常温長期保存可能な「大阿蘇牛乳」をオススメしたい!
「大阿蘇牛乳」は、いわゆるロングライフ牛乳であり、
常温で長期間(具体的には製造から90日)保存できることが特徴。
牛乳でありながら「通販で買い置きしてストックする」ことが可能なのだ。
とはいえ、そこらのスーパーで普通に売っているわけではないし、冷蔵品の牛乳と比べてやや割高なのも確か。そこで、お得なふるさと納税で手に入れてしまおう!というわけだ。
こちらは熊本市のふるさと納税返礼品。2リットルパック12本入り。
これを手に入れておけば、しばらくの間、牛乳の買い出しに悩まされなくて済む。
押入れに牛乳のストックがあるというありがたさ。
なお、2つだけ注意点がある。
・消費量少なめの人は賞味期限(製造から90日)に飲み切れるか要確認。
・通常の牛乳パックと異なり、ハサミでパックを切って開栓するタイプ。開栓後にこぼれないよう留めておくクリップみたいなものが必要。私は事務用品のダブルクリップで留めている(笑)。
<自治体紹介:熊本県熊本市>
わざわざ書くまでもないが、熊本県の県庁所在地であり、九州第3位の人口を擁する政令指定都市である。
一方で、2016年の熊本地震により、市のシンボルである熊本城をはじめ、甚大な被害が発生したことは忘れられない。
熊本城は、天守閣こそすでに復旧され、見学が可能になっているが、場内の多くの箇所は未だ復旧の途上にある。一日も早くもとの壮麗な姿を取り戻せるよう見守りたい。
寄付金の用途の選択画面のいちばん上に「熊本城の復旧・復元」が表示されるのが、熊本市民の強い願いを表しているように感じられる。
静岡県沼津市:訳あり干物詰め合わせ 1.4kg~4.2kg(寄付額7,000円~12,000円)
日本人ならやはり食卓にお魚がほしいもの。私の家では干物は夕飯のレギュラー選手だ。
あればあるだけ大助かりなので、干物のメッカ・静岡県沼津市から、おいしい干物をふるさと納税で入手している。
この商品の特徴は、中身お任せでその分お得なこと、容量が選べることだ。
どんな種類が入っているかは届いてみるまで分からない。
そして、届くお魚は全部まとめて大きなビニール袋にくるまれ、段ボールにそのままガサっ!と突っ込まれていて、個包装とかの便利な仕様にはなっていない。実にオトコらしいやり方である。
とはいえ、味は文句なしにうまい!お魚がとても大きいのが嬉しい。
何が入っているか分からないのでややバクチ要素があるが、福袋みたいなものと思って楽しめばよい。
これまでもらった中だと、メインはやはりアジ、ホッケ。金目鯛もちゃんと入ってるのが嬉しかった。スルメイカが入ってたこともあった(※実際何が入ってるかは分かりません!)。
大量買いしたいところだが、冷凍品なので冷凍庫の空き具合と相談して容量を選ぼう。
私は届く前に冷凍庫を整理するが、それでも入りきらないので、2キロにしている。
<自治体紹介:静岡県沼津市>
静岡県東部、伊豆半島の西側の付け根に位置する。
富士山を望む風光明媚な景観が楽しめるので、かつては皇室の御用邸も置かれていた。
日本でもっとも深い湾・駿河湾に面し、深海魚を含め水産業が盛んである。特に干物の製造技術に卓越していて、アジの干物の生産量日本一。観光に訪れたらそこらじゅうで干物が売っているのでお魚好きにはたまらない。
シーラカンスの冷凍個体を展示するという極めて珍しい水族館「沼津港深海水族館」や、展望台にもなっている水門「びゅうお」なども面白いスポット。なお、こちらの記事でも沼津を紹介している。
山形県天童市:お米(はえぬき)5㎏~20㎏(寄付額13,000円~49,000円)
昨年以降、米は異常な値上がりで、もはや主食と言うより、高級グルメなんじゃないかと思い始めている。
お米は以前からふるさと納税の定番品で、多くの自治体がお米の返礼品を用意しているから、
選ぶ人はきっと迷ってしまうだろう。
しかし、ぶっちゃけ、お米は好みで選べばよいと私は思っている。
自分の好きな銘柄とか、応援したい自治体とかで選べばよい。だって米は誰でも絶対食べるから。
私が選んでいるのが天童市。
将棋の町として知られる天童市だが、夫が将棋好きなので、「将棋資料館」を目当てに訪問したことがあり、
それをきっかけに毎年、ふるさと納税している。
山形のおいしい銘柄米「つや姫」「はえぬき」「雪若丸」が返礼品にそろっていて、無洗米も選べる。
私はいちばん古株の「はえぬき」に親近感を持って選んでいるが、銘柄はお好みで。
複数銘柄のセットもあるので食べ比べたい人にもおすすめできる。
そして、ここだけの話だが、天童市にふるさと納税したら(お米に限らない)、
実はかなり嬉しいオマケがあったりするのだ…!
ふるさと納税をした後、寄付者に対して、天童市からアンケートが送られてくる。
もちろん任意のアンケートだが、これに回答したら、アンケートのお礼に「将棋駒ストラップ」がもらえるのである。
複数デザインから選べて、自分の好きな名前が入れられる。これがとっても素敵で、身の回りのものにちょっとぶら下げておきたくなる。
<自治体紹介:山形県天童市>
上述の通り、将棋の町として知られる山形県天童市。
市のウェブサイトによれば、全国の将棋駒生産量の9割を占めているというから圧倒的だ。
毎年春に開催される「人間将棋」は将棋の町の一大イベント。
甲冑を着た武者の姿に扮した出場者が将棋の「駒」の役割を演じ、プロ棋士が対局。見た目だけでも絢爛豪華なイベントである。
天童市のウェブサイトを見ると、市のロゴやサイトのデザインも含め、いたるところで将棋駒がモチーフになっていて、全然やらない私でも、なんだか将棋への親近感がわいてくる。
岩手県大船渡市:フランス赤鶏ローストチキン(丸鶏)(寄付額15,000円)
最後の一つは、選定の観点からは少々外れるので、迷ったが、
これからの季節にタイムリーな「ローストチキン(丸鶏)」を推しておく!
私の家では、毎年クリスマスにはケン〇ッキーでもファ〇チキでもなく、
豪快ビジュアルの一羽丸ごとチキンをドーン!と並べている。
クリスマスの特別感・ごちそう感を演出するのには、なんといってもこれがいちばん!
ボリュームも満点だからみんなで食べてもお腹いっぱい。
そして、1年に1度のごちそうなので、やっぱりおいしいものを選びたい。
私のそういう気持ちに丸ごと答えてくれる丸鶏がこれ!
大船渡と言えば海産物のイメージだが、意外にもチキンが充実していた!
この返礼品を提供している「アマタケ」は、なんと、今ではすっかり定番化した「サラダチキン」を最初に作った会社なのだそうで、サラダチキンの返礼品もたくさんある。
ローストチキンについては、複数の自治体の返礼品をもらったことがあるのだが、
味で言えばこれが一番おいしかった。醤油味の絶妙な味付けが食べやすい。
さらに、大事なポイントが「日時指定できる」こと!
12/18~23の間で好きな日時を選べるから、クリスマス用なのに、届くのが間に合わず…なんてことにならないですむ。今年のクリスマスはこれで決まり。
<自治体紹介:岩手県大船渡市>
岩手県の南東部に位置する、三陸海岸を代表する都市のひとつであり、豊かな漁業資源に恵まれて水産業が盛ん。
しかし、大船渡市と聞けば、東日本大震災の津波により甚大な被害を受けたことが即座に記憶によみがえって、胸が痛む。この返礼品を提供する「アマタケ」も、東日本大震災で県内の全工場が被災したと会社HPに書いてあった。
この記事の趣旨とは違うので、取ってつけたように「ふるさと納税で応援しよう!」と言う気はないが、震災のこと・被災地のことを心にとどめ続けるのが私たちの務めだ。
ここでも痛感する物価高…
以上、たぶん10年以上はふるさと納税している管理人が実際にリピートしている返礼品から5点ご紹介した。
毎年同じ品をリピートしていると、ここ数年の顕著な物価高を痛感する。
同じ返礼品でも、寄付額が大きく増加している例が目立つ。
特に驚くのがやはりお米だ。
上で紹介した天童市のお米については、2024年3月に寄付した時点(つまり、いわゆる米騒動の前)では、「無洗米はえぬき」が12㎏で、12,000円の寄付額だった。それが現時点では5㎏で14,000円になっている(※)。単純計算で2.8倍。
(※)上の記事で紹介したのは無洗米ではないお米です。
このままでは、国産の銘柄米は、もはや常食するものではなく、ふるさと納税でたまに楽しむ「贅沢グルメ」になってしまいそうである。



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